公開MCネタ帳(2020.5.3)謹慎ライフ

17歳、高校三年生の夏。

鳴かず飛ばずだった剣道部の県インターハイ予選を2回戦留まりで終えて、あとは受験生活に突入するのみ。

そんな矢先に友人が「まぁ観てみなよ」とゴリ押しで貸してくれたVHSは、

「エヴァンゲリオン」のテレビ録画シリーズ。大人と子供の狭間の時期ではあっても、巨大ロボットが縦横無尽に動くというのは未だに残る少年の心をくすぐるものではある。

しかし主人公の碇シンジくんが訳も分からず乗ったエヴァ初号機の初戦は血まみれの大惨敗。ストーリーが展開する中で、現在だってメディアのタブーであろう男子の自慰行為を描写するシーンがあったりと、それまでに観たことないアニメであったことは間違いなく、カルチャーショックを受けてしまったのが思い出されれる。

VHSでテレビシリーズを一気観した当時の感想は、「意味がわからん」。

今ではヒット作では主流になっている「テレビシリーズの続きは映画で完結」も先駆けではあったのではないだろうか。私が高校卒業するまで暮らした郷里は映画館がないのだが、話題作は土日に単発で市民センターで上映されたりしたので、受験勉強の息抜きとして映画シリーズも観に行った。

その時の感想もよく覚えている、「やっぱり意味がわからん」。


アニメ、映画、小説、絵画などなど、私の根本はインドア派なので、こういった文化作品に触れるのは好きである。私の狭い文化取得の中で、「意味がわからん」と言わしめたのは村上春樹さん、大江健三郎さん、エヴァンゲリオンがビッグスリーです。


時は過ぎ現在。このコロナ禍の自宅謹慎で時間潰しにYouTubeで視聴したのが、公式「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」三作品。私が高校生の時に観たシリーズとは世界観や設定は同じであるけれど、物語の展開は全く違う別作品。高校生の時に比べれば、それなりに知識も経験も深まって今ならば理解できるはず。

。。。であったが、三作品を一気観した感想は、「今でも意味がわからん」。


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