公開MCネタ帳(2020.8.2)ブクログ8月
これはぜひとも読んで欲しい!…と叫んだところで、庶民派ギタリストは絶対に読みません。そして彼ほど本を読まないわけでもないけど、趣味が合わない庶民派ドラマーも私の勧める本は絶対に読まないことは知っています。(そもそも彼らは僕らが勧める音楽も聴きません、私がブレイクする前にあれほどゴリ押しをした「あいみょん」でしたが、売れてからさも自分が発掘したかのように「いや~いいよ~」と言うんですよ。)
まぁそんなボヤキはともかく、非常に面白い本を読了しました。
ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」★★★★★+★★
マックス5ツ星のところ、プラス二つ星をつけても過大評価ではないです。
私の専門職の技能として「ジェネラルスキル」というのが求められます。一つの考え方に特化するのではなく、全体像を俯瞰するという技術。悪く言えばどの分野にも「浅く広く」となってしまうのですが、「狭く深く」は時に暴走を生み出すこともあるためです。
この著作ですが、まさに「総合的」に人間とは何かを追求しています。考古学、人類学、宗教学、生物学、心理学、、、その他もろもろ、様々な知見で「人間」という存在を解き明かしています。これまでの私の人生の中で最高位に「人間とは何か」を教えてくれます。これはマヂ最高傑作の部類です。
ニューヨーク・タイムズでも大絶賛し、フェイスブック社のマーク・ザッカーバーグも、メイプル超合金のカズ・レーザーも認めた作品が分かるようになった庶民派は彼らと肩を並べられるようになった気がします。
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